『Cリング』スルー工法は、当研究所が「安全性」と「利便性」を追求して開発した工法です。
脱落防止はもちろん、リングの軌道を安定させることで様々な場面での応用を可能にした画期的な製品となっております。
また、切り欠き形状に滑車を付けた『Cリング』を採用することにより、従来スパン毎に行っていた墜落制止用器具(安全帯)の付け替えを不要にし、自由な足場移動を実現しました。
本製品の普及により、建設現場の足場作業における落下事故の撲滅と作業の効率化を目指した当研究所の主要研究製品です。
『Cリング』着脱写真
- 墜落制止用器具(安全帯)の装着時は付け替え不要。
作業終了時には各スパンで着脱が可能です。
- 知恵の輪状設計による脱落防止構造(特許範囲)となっており、高い安全性を誇ります。
- 仮設工業会で100kgの円錐をレールパイプとクロスクランプで緊結した状態でCリングに1.7mのランヤードを取付して、1.2mの高さから落下させCリングの破壊テストで破壊しなかった結果です。
クロスクランプ
- クランプにジョイントが融合した一帯式クロスクランプ。
- クランプに取り付けられているジョイントピンにレールパイプの穴でロックされるパイプ。
- Cリング工法は直線・コーナー・入隅の3カ所の対応とインチサイズ、メーターサイズがあります。
直線の場合は、クロスクランプ(パイプを接続する)とレールパイプ(φ48.6単管パイプ)で成り立ちます。
コーナークランプ
- コーナーではコーナークランプ(パイプを接続する)とコーナーに必要なスライドパイプ(φ48.6単管パイプにφ42.7のスライドするジョイント)で成立します。
- コーナークランプNがあります。
Nはクロスクランプ同様ジョイントが融合したものになりますが4面回るときは必ずコーナークランプが必要になります。